国際結婚

【国際結婚の現実】愛だけじゃ乗り越えられない国際結婚の5つの真実

国際結婚って、なんか特別に感じている人が多いと思います。

Emma
Emma
外国人の優しい旦那に、バイリンガルのハーフの子供。外国で優雅に生活〜

いえいえ、実際はそんなんじゃありません。

そんなあなたの夢をぶち壊す、国際結婚の甘くない現実について、今日は語らせていただきたいと思います。

私は決して、国際結婚を否定している訳ではありません。

私はこれから起こる問題について、事前に知っておくことにより、

  • 余計なストレスや喧嘩などを回避できる
  • 事前に対策を打つことができる

そう思っています。

好きになった人がたまたま外国人だった。

素敵じゃありませんか。

Emma
Emma
私もそうです!

そんなあなたを応援したい気持ちから、あえて国際結婚の現実をお伝えしたいと思います。

お金が掛かる

ボードに書かれたMONEYの文字

国際結婚は冗談抜きで、お金がかかります。

まず、ビザにお金がかかります。

これは国によって違いますが、私の住んでいるオーストラリアは毎年ビザ代が上がっています。

20年前は1,000〜2,000ドル(1AUD70〜80円)程だったのに、私がオーストラリア移住の為にビザを申請した時は、7,000ドルまで上がっていました!

でもこれは4年前なので、今はもっと上がっていると思いますし、これからも上がり続けるでしょう。

ビザ代以外にも、提出する書類を集める為にもお金がかかります。

日本は渡航証明書が無料だったり、戸籍を取るのも数百円で済みますが、オーストラリアではそうはいきません。

健康診断にも数万円かかります。

Emma
Emma
ほんと、泣きたくなります!

ちなみに私はビザを取得するのにエージェントに依頼していないのですが、

エージェントを利用すれば、数十万円単位でお金を使うことになります。

これだけお金をかける意味があるのか・・・

たまにそんな気分にもなります。

でもここで終わりません!

ビザ以外にも、飛行機代にも相当お金がかかります。

自分が海外に住んでいると、日本に一時帰国する為にお金がかかります。

自分が日本に住んでいても、パートナーの国に行くのにも飛行機代が掛かります。

お互いが海外に住んでいたら、2倍でお金が掛かります!

Emma
Emma
経験済みです!

仕事の休みが取りやすかったり、子供がいなければ安い時期に帰って、飛行機代を節約することもできますが、

子供が学校に通い出したらもう地獄です。

ホリデーシーズンの一年で一番高い時期にしか、日本へ帰ることができません!

もちろん子供が多ければ多いほど、飛行機代が掛かります。

Emma
Emma
地獄です

国際結婚には、とにかくお金がかかります。

絶対に、そのことは忘れてはいけません。

ビザ等の手続きが面倒

ビザのスタンプ

これは何かの拷問なのか?

と思うくらいに、ビザの手続きがめんどくさいです。

同じような申請書を何度も書いたり、集める書類もたくさんあります。

遡って10年間の住んでいた場所の記録や、海外渡航歴やお互いの関係性を証明しなくてはいけなかったりと、とにかく面倒な作業の繰り返しです。

Emma
Emma
絶対に、昔のバスポートは捨ててはいけません!!!

そのめんどくさい作業を、

英語やそこの国の言語で行わなくてはいけない。

というのもかなりハードルが高いんですよね。

間違いなくパートナーのサポートが必要です。

Emma
Emma
そして間違いなく、パートナーと喧嘩します。笑

私の旦那が以前、日本で永住権を取った時は、

たしか5,000円で半年ほどで取得できました。

(エージェントは使っていません)

書類もいろいろ集めましたが、オーストラリアに比べると大したことはありませんでした。

国によって取りやすかったりするとは思いますが、日本人同士の結婚だとこんなことは一切する必要がありません。

やはり国際結婚はめんどくさいのです。

子供がいると簡単に離婚できない?!

空を飛んでいる飛行機

ハーグ条約って知っていますか?

超簡単に要約すると、

パートナーの同意なしに、子供を勝手に海外に連れ出すことができないんです。

(これは日本人同士でも、日本に住んでいても適用されます)

例えば、

オーストラリアに住んでいる私が

『旦那と離婚したいから子供を日本に連れて帰る!』

と言って、

旦那の同意なしに日本へ勝手に子供を連れていくことはできません。

たとえ離婚が成立しても、

旦那の同意なしに子供を連れて日本へ一時帰国することもできません。

ハーグ条約の条件

  • 子供が16歳未満である
  • 一方の親が同意していない
  • 条約の締約国間の移動(両方の国がハーグ条約に締約している)

離婚を前提に結婚する人なんていないと思います。

しかし知っていいて損はありません。

むしろ知るべきです。

人生なにが起こるかわかりません。

自分のためじゃなくても、お友達などにも教えてあげることができます。

いざとなったら自分を守るために、こういった情報は積極的に収集しておきましょう。

子供は簡単にバイリンガルにはならい

お母さんが娘に宿題を教えてる

昔、ハーフの子供って必ずバイリンガルになると思っていました。

今、子供を育ててみて思うのが、

そんなに簡単に子供は、バイリンガルにはならねぇよ!!!

ということです。

なので、私はバイリンガル教育は諦めました。

そんな私の思いを書いた記事があるので、興味があれば是非読んでみて下さい。

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老後や両親の介護、お墓のこと

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結婚する時は若いあなたも、

結婚20年、30年と続くと老後のことを考えなくてはいけません。

結婚式のことや子供のことは話し合うかもしれませんが、

老後のこともきちんと話し合うべきです。

この話題について、結婚前に話し合うカップルは少ないと思います。

自分の老後もそうですが、

お互いの両親の介護についても話し合うべきです。

特に介護については、

その時になってからじゃ遅いと感じます。

なぜなら、

自分やパートナーの心の準備が必要だからです。

国際結婚でなくても、両親の介護をするのはとても大変なことです。

Emma
Emma
感情的にもなりますし、ましてや旦那の両親の介護なんて大変です

今からでも遅くないです。

特に介護のことについては、しっかりパートナーと話し合いましょう。

オーストラリアのお墓
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まとめ

結婚指輪

国際結婚の定番の悩み、

義理母との関係については、普通の悩みすぎるので今回はあえて外しました。

義理家族との関係についても書いているので、是非読んで見てください。

国際結婚 2世帯の家族が外で食事をしている
国際結婚と義理家族。夫の家族(特に義母)と上手に付き合う3つのアドバイス旦那の家族と付き合い始めて15年。 そうりゃあもう、初めは大変でしたし、お互い、敵としか見ていませんでした。 でも今は、 ...

国際結婚に限りませんが、結婚は本当に山あり谷ありです。

楽しいこともあれば、辛い時もあります。

事前に避けられるストレスや問題は、避けたほうがいいに決まっています。

国際結婚の現実を知り、今後の結婚生活で役立てるように準備して下さい。

結婚したいと思う人に出会えたことは、奇跡です。

いつまでもその気持ちを忘れずに、お互い思いやりの心をもって、素敵な結婚生活を送ってください。

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Emma
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シドニーに住んでいます。4人暮らし。旅行好き、ミュージカル好き、インテリア好き、Kマート好き!のんびりペースで女性のライフスタイルに関する雑記ブログを運営中。その他、シドニーの生活や海外子育て、国際結婚などについても。noteもやっています。ブログには書けない、くだらないことやプライベートのことなど。note⇨https://note.com/emma_e